蚕が繭を作るとき、初めに吐き出す糸「生皮(きび)」。それらをよりあつめた希少な天然素材を「生皮苧(きびそ)」といいます。生糸の太さがおよそ20ミクロン前後なのにくらべ、きびは1〜5mmもの太さをしています。
不揃いの太さとゴワゴワした質感のために織物には不向きとされ、今まで生糸づくりでは使われてきませんでした。しかし、きびは一般的な絹糸にくらべ水溶性のタンパク質を多く含み、保湿性に優れ、抗菌・抗酸化作用があることがわかっています。さらに、そのナチュラルな風合いと素材感、独特な立体感は触れるものになんとも言えないいやしの印象をあたえるのです。
「富岡絹壁」は群馬県産のシルクのきび、いわば「いちばん糸」を使った機能性と情緒を併せ持った壁紙。完全受注生産で、熟練の職人が1本1本丁寧に紡ぎ、特殊な製法で手織りをし、京都の染め職人の手により紙に裏打ち、染色され、ようやく仕上がります。天然繊維ゆえの繊細な『きび』の施工は、すべてが熟練の職人による最高の技術で行われます。
「富岡絹壁」は、シルクを衣類だけでなく生活の空間にとりこみ、インテリアシルクとしての新しい価値を創造しました。
・天然キビソを縦に連続して、積層した構造です。
・職人による糸紡ぎ、糸を積層伸展し、紙を裏打ちしています。
■製品寸法
:93㎝×50m巻き
■色
:5色
■防火性能
:不燃材料認定:NM-9969
■VOC対策
:ホルムアルデヒド放散:F☆☆☆☆
・横糸に天然キビソ、縦糸に天然絹の織り構造です。
・職人による糸紡ぎ、機織り工程を経ています。紙を裏打ちしています。
■製品寸法
:92㎝×50m巻き
■色
:10色
■防火性能
:不燃材料認定:NM-9969
■VOC対策
:ホルムアルデヒド放散:F☆☆☆☆
真鉄(まかね)
銀白色(ぎんはくしょく)
金色(こんじき)
和銅(わどう)
RS-101
RS-102
RS-103
RS-104
RS-105
RS-106
RS-107
RS-108
RS-109
RS-110