「健康にいい家」や「病気にならない家」の考え方は世界的な価値観として定着しつつあります。“住まいを第三の皮膚”として捉え、自然素材を主体として心地よい空間をつくること、食生活が第一の皮膚を、衣が第二の皮膚を、住環境に於ける内装材が第三の皮膚に相当するという考え方です。“富岡絹壁”は、この「第三の皮膚」を機能として実感できる新しいインテリア素材です。
フィブロイン(英:fibroin)は、10数種類のアミノ酸で構成された繊維状のタンパク質で絹糸の主成分である。カイコが吐糸してできるフィブロイン分子の束になる力はレーヨンやナイロンの1.7倍に及び、引っ張りの強度は同じ太さの鋼鉄に匹敵。さらに、シルク独特の伸縮性、吸水性を併せもっている。 フィブロインは、その中の極めて繊細な多孔質構造で、嫌な臭いの成分や有害物質を吸着・分解し、高い脱臭効果・有害物質除去効果を発揮する。さらに分子の小さな空気や蒸気を通し、分子の大きな水は通さないため通気性や浸透性を保ち、さらに防水性も備えている。有史以来、常に最高の衣料素材である絹は、フィブロインの特性を活かして非衣料分野での活用の広がりもみせている。
赤井 弘 東京農業大学 客員教授 『ミクロのシルクロード 目で見るシルクの生成と繭糸の形成』から
その他の浄化性能試験結果
【国土交通大臣認定】
不燃材料認定:NM-9969
準不燃材料:QM-9630
【国土交通省 ホルムアルデヒド放散等級認定】
F☆☆☆☆
※富岡絹壁は天然素材(動物性繊維)の為、廃棄処理は燃えるゴミとして取り扱いできます。